第5回金沢学会

金沢学会2010 >ゲスト紹介

ゲスト紹介

ゲストプロフィール

■小原 啓渡
(大阪市立芸術創造館館長、株式会社アートコンプレックス代表取締役)
1999年「アートコンプレックス1928」を立ち上げ、プロデューサーに就任。劇場プロデュースの他、「文化支援ファンド」の設立や造船所跡地をアートスペース「クリエイティブセンター大阪」に再生するなど、芸術環境の整備に関わる活動を続ける。他にも、文化芸術を都市の集客や活性化につなげる数々のプロジェクトを打ち出している。
2006年、指定管理者として大阪市立芸術創造館の管理運営を始め、館長に就任。2009年、大阪府府民文化部参与に就任。他にリッジクリエイティブ株式会社代表取締役、有限責任事業組合アートサポート代表、NPO法人ライブエンターテイメント推進協議会理事長。
 

■橋爪 紳也
(大阪府立大学21世紀科学研究機構教授、大阪府立大学観光産業戦略研究所所長)
近代日本の都市における娯楽施設および遊楽地の研究、博覧会やイベント空間、ディスプレイ、盛り場や商業施設に関わる総合的な研究を展開するとともに、各地で市民参加型のまちづくりを実践。現在、大阪府立大学21世紀科学研究機構教授、大阪府立大学観光産業戦略研究所所長。大阪市立大学都市研究プラザ特任教授。大阪府特別顧問。橋爪総合研究所代表。社団法人生活文化研究所所長。イベント学会副会長、社団法人日本ディスプレイ業団体連合会理事、(財)大阪観光コンベンション協会アドバイザー、上海世界博覧会大阪出展プロデューサー、水都大阪2009プロデューサー、大阪商工会議所都市再生委員会副委員長、京都市基本計画審議会委員、伏見区基本計画策定委員会委員長、中之島水辺協議会会長、大阪府文化振興会議会長、空間デザイン機構顧問など、公職多数兼務。〔著書〕『倶楽部と日本人』『明治の迷宮都市』『大阪モダン』『日本の遊園地』『祝祭の帝国』『人生は博覧会』『集客都市』『大阪のひきだし』『大大阪モダン建築』『大阪の教科書』ほか多数。〔受賞歴〕ディスプレイデザイン研究大賞、エネルギーフォーラム賞優秀賞、大阪活力グランプリ特別賞など。

■菱川 勢一
(ドローイングアンドマニュアル(株)代表取締役、武蔵野美術大学基礎デザイン学科教授)
株式会社CBSソニーグループを経て渡米。ニューヨークにて映像プロダクションのディレクターとして活動。帰国後、ドローイングアンドマニュアル株式会社を設立。映像デザインやWebデザイン、グラフィックデザインのほかブランドデザイン、インタラクションデザインなどで活躍。2008年、武蔵野美術大学基礎デザイン学科教授に就任。ニューヨークADC賞、ロンドン国際広告賞、iF賞など多数受賞。


■松田 達
(松田達建築設計事務所代表、建築家・都市計画家)

1975年石川県生まれ。1999年東京大学大学院建築学専攻修了。隈研吾建築都市設計事務所を経て、文化庁派遣芸術家在外研修員として渡仏。2005年パリ第12大学パリ都市計画研究所にてDEA取得。2007年松田達建築設計事務所設立。京都造形芸術大学、桑沢デザイン研究所非常 勤講師。建築系ラジオ共同主宰。
〔作品〕『第1回リスボン国際建築トリエンナーレ帰国展会場構成』『フラックスタウン・熱海』ほか。〔共著〕『20世紀建築研究』『現代住居コンセプショ ン』『建築・都市ブックガイド21世紀』ほか。〔受賞歴〕第10回タキロン国際デザイン・コンペティション3等 ほか。


■宮田 人司
(株式会社センド代表取締役、クリエイティブ・ディレクター)
学生時代よりミュージシャンとして活動し、21才の時に音楽プロダクションを起業すると同時に、コンピューターを駆使した音楽制作を開始。作/編曲家として数々のアーティストに楽曲提供及びCM音楽やアニメや映画の音楽を手掛ける。また自身もアーティストとして、アルファ・レコードに所属。後に友人と二人でインディペンデント・レーベルを創業し、「下町兄弟」として活動。93年よりインターネットプロバイダー事業及びWebコンテンツ企画制作を手掛け、98年、ネットワークエンタテインメントをコンセプトに新会社を起業し、日本初の3Dネット対戦ゲームを開発し発売。
99年に世界初の着メロのダウンロードサービスを手掛け、新たな巨大音楽市場を構築。2003年から、映像作品の監督/プロデューサーとしても活躍しており、フラッシュアニメーションとしてはテレビ放送初の「まゆとろTHE TOONS」、本格的な3DCGアニメーション作品「ナイス&ニート」をエイベックスと共同制作し、監督/脚本/プロデュースを務めている。スマートフォンにもいち早く参入し、08年に金沢21世紀美術館に於いてiPhoneアプリによるアート作品「memorytree」を発表し、100万ダウンロードを誇る。イート金沢実行委員。
〔受賞歴〕広告音楽競技會 最優秀編曲賞受賞、総務省AMDアワード 最優秀技術賞受賞、総務省AMDアワード ミレニアム特別賞受賞、アニメーション神戸作品賞受賞

■鷲田 めるろ
(金沢21世紀美術館キュレーター)
1973年京都市生まれ。1998年東京大学美術史学専門分野修士課程修了。
1999年より金沢21世紀美術館建設事務局アシスタント・キュレーターとして美術館の立ち上げに関わる。開館後、同館キュレーターとして「金沢アートプラットホーム2008」などの企画を担当。2010年、第1回「金沢・世界工芸トリエンナーレ」のコーディネートを担当。


実行委員会メンバー

■大内 浩
(芝浦工業大学工学部建築工学科教授)
1947年 千葉県生まれ。上智大学経済学部・同大学院経済学研究科卒業。総合研究開発機構(NIRA)研究員・主任研究員、国際大学日米関係研究所主任研究員・助教授を経て、1995年から現職。NIRA在職中、環太平洋協力構想や文化立国論などの長期構想をまとめて政府に提言。国際大学では日米構造協議などの政策課題について研究。現職の芝浦工大では地域計画論と国土政策を教えながら、全国のまちづくりのアドバイザーとして活動。金沢市とは、80年代からまちおこしに関与。「伝統もそれが生まれたときは前衛なり」という考え方をもとに、歴史都市が時代をリードすべきと応援をつづけている。ユネスコの創造都市ネットワーク情報を金沢創造都市会議にもたらし、同ネットワークにクラフト分野が加わったのを機に、金沢市に名乗りを上げるよう勧め、短期間での登録実現に尽力した。文化経済学会<日本>会長(2008年から2年間)、日本地域経済学会理事、日本経済政策学会理事などを務め、1999年度の金沢市文化活動賞受賞、2003年度の日本都市学会賞受賞

■佐々木 雅幸
(大阪市立大学都市研究プラザ所長、大学院創造都市研究科教授)
ユネスコの創造都市ネットワーク情報を金沢創造都市会議にもたらし、同ネットワークにクラフト分野が加わったのを機に、金沢市に名乗りを上げるよう勧め、短期間での登録実現に尽力した。
文化経済学会<日本>会長(2008年から2年間)、日本地域経済学会理事、日本経済政策学会理事などを務め、1999年度の金沢市文化活動賞受賞、2003年度の日本都市学会賞受賞

 


■水野 一郎
(金沢工業大学環境・建築学部教授)
1941年東京生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、東京芸術大学修士課程修了。
金沢工大工学部助教授、同教授を経て、2004年、工学部の改組で新設された環境・建築学部教授。大学での教育研究、設計事務所での建築設計、地域でのまちづくりと、幅広い分野で活動。
大学では、環境・建築学部学部長として環境マインドやデザインマインドを育む教育を進め、設計事務所では、地場産業の一つである金箔を貼った建築が注目を集め、いしかわエコハウスの設計者に選定されるなど、領域を拡大中。地域のまちづくりは、ボランティア的活動とともに、公職としての石川県景観審議会委員、石川県文化財保護審議会委員、金沢市景観審議会委員長などを務める。もてなしドームに象徴される金沢駅東広場の監修なども手がけた。


■水野 雅男
(金沢大学大学院地域マネジメントコース教授)
1959年石川県白山市生まれ。東京工業大学大学院社会工学専攻修了。地域計画系コンサルタントを経て1993年に有限会社 水野雅男地域計画事務所設立、主に石川県内の地域づくりや市民活動(NPO活動)を主宰・コーディネート。2009年4月より現職。東京工業大学大学院社会工学専攻博士課程ノンプロフィットマネジメントコース在学中。
NPO法人輪島土蔵文化研究会理事長、NPO法人金澤町家研究会事務局長なども務め、金沢大野くらくらアートプロジェクトで地域づくり総務大臣表彰受賞(2004年)、2007年度の石川県デザイン賞受賞。


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